ティラノスクリプトの回想画面の構造
CGモードとほぼ同じですね。
回想モードの考え方
- シナリオであるイベントを見る
- イベントを通過したフラグが立つ
- 回想モードでフラグが立っている回想が見れるようになる
特に捻った考え方をすることもないかと思います。
回想モード用のタグ
- [replay_image_button]
- [setreplay]
- [endreplay]
[replay_image_button]は、回想モード画面で画像サムネイルのボタンを表示するマクロです。
[setreplay]は、「イベントを通過した」フラグを立てるマクロです。ついでに、「このイベントを通過した場合は、このシナリオのこのラベルにジャンプする」まで指定しています。
[endreplay]は、[setreplay]で指定されたジャンプ先から、回想モード画面に戻ってくるタイミングを指定するマクロです。要は「このイベントはここで終わり(なので回想モード画面に戻ってね)」と指定するわけですね。
[setreplay]は、「イベントを通過した」フラグを立てるマクロです。ついでに、「このイベントを通過した場合は、このシナリオのこのラベルにジャンプする」まで指定しています。
[endreplay]は、[setreplay]で指定されたジャンプ先から、回想モード画面に戻ってくるタイミングを指定するマクロです。要は「このイベントはここで終わり(なので回想モード画面に戻ってね)」と指定するわけですね。
回想モード用タグの使い方
;scene1.ks [setreplay name="event1" storage="scene1.ks"] #akane ここからイベント開始![p] [endreplay]
;replay.ks [replay_image_button name="event1" graphic="ev1.jpg" x=100 y=200 width=160 height=120][replay_image_button]と[setreplay]タグのnameパラメータの値は揃える必要があります。
小ネタ
回想モードでも、CGモードと同様に隠しシナリオを実装することができます。
[setreplay]タグで指定するstorage、targetパラメータは、通常は現在進行しているシナリオのファイル名、ラベル名を指定しますが、ここに別のシナリオを指定すると、「あるイベントを通過した場合に隠しシナリオが回想モードに表示される」ということができます。